Translate:

「トレースは絵の上達に効果的か否か」目的別練習方法について1

自宅での
練習方法について
表題のような
ご質問を頂きました。
まず、初歩練習者と
仮定しての
私なりのお答えです。

[トレース]
トレースを練習として
取り入れることが必要
/効果的な方は、
●より描画線を
美しく描きたい方
(タッチの強弱など
描画線の練習を
したい方)
●日頃あまり絵を
描くことがなく、
「シンプルな形
(例えば○や□など)でも、
歪んでしまい、
なんだか思うように
描けない」
という場合に
自分が描きたい線
(自分がイメージする
描画線)と手の動きを
一致・連動させる
訓練として
オススメです。
丁寧に仕上げながら
量をこなすことで
「線だけで美しい」
と言われる
「絵描きの線」に
近づけてゆくには
トレースは
打って付けですね。

(ちなみにトレース台
(ライトボックス)は
A4サイズ程なら
薄くて安いものが
売られていて
入手しやすいですよ)

さて、翻って
「デッサン力を上げたい」
「自分のイメージを
絵として
描き起こしたい」
という方の場合
トレースだと
なぞり描いている時は
半自動的に
仕上がってゆくので
描けているような感じが
するものの
白紙に自分で
描こうとすると
再現できにくい
(思い出せない・
どこからどう
再現したら
良いのか分からなくなる)
ということが
まま起こります。

その場合
トレースでは補えないので
別の練習が必要です。
それについては
次のエントリーにて。

蛇足。
トレースと
「目トレ」は別物っす。