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[コミックイラスト]さらりと描いて完璧な仕上がりを目指すのは難しいすよ

長時間かけてもなかなか描き上がらない、難しいカットで描けないということは誰しもあることかもしれません。

しかし、それが「いつも」「仕上がらない」「描くのが遅すぎて、そのうち嫌になってくる」という経験が多くあるという方に描き途中のものを見せてもらうと、ある共通点があったのですね。

それは…

初っ端から仕上がりに近いものを描こうとしている!

ってことでした。

無駄な線がない。

描いては消し。

キレイに消し。

少し描き。

なんか違うなあ、となってさらに消し。

部分、部分は気に入っているけど、仕上がり近くに全体のバランスの狂いが気になりもう、嫌になって、消し。

仕上がらず…。

という。

ああ、なるほど。

それは初っ端から完璧を目指しすぎかもしれません。

キレイに仕上がっている絵は、「仕上がり」であって、その前段階に

  • 殴り書き
  • ちょっと整え
  • 細部描き
  • 清書

くらいの「段階」を経てますよ。

ざっくり描いてるようでも、実は殴り書きをライトボックスで透かして整えた後のものが紹介されてるケースもあります。

ざっくり粗くて、余計と思われる線が多くても、消さない。

数ある線の中からフィットする線を選び描く。

その方が急がば回れの要領で仕上がりに近づきます。

色紙にマーカーで一発描きが得意な方もおいででしょうが、イッキにそうなるのを目指すのは、練習者にとってはなかなかハードルが高えっスよ~。

(分かっていて目指すのは自由だから、止めませぬ。)

↑なーぐーりーがーきー~♪