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「模写で上達する人としない人の違いはコレ」目的別練習方法2

先日は
「トレースの練習目的」
について
お届けしました。
そして、
今回の目的は
「なぞり描く(トレース)
だけでは
自力が育ちにくい。」
でも
「100%自分の
創作とするのは
難しく感じる」
という方向けの
練習方法。
「模写」。

好みの絵柄の模写は
楽しみながら
練習できるので、
好きなキャラクターを
真似て描いた経験は
誰しもあるのでは
ないでしょうか。
「習うより慣れろ」とは
良く言ったもので、
特に
子どもの頃から
何かしらお絵かきしていた
というような場合は、
「なぜそう描くのか」
といった理屈ではなく、
今まで描いてきた
(模写してきた)
その膨大な経験から、
「横向きはこう」
「斜め向きはこう」
というように、
スラスラと
描けることが多いです。
(ただ、
「顔のアップばかり
描いていました」
「左斜め向きしか
描いてません」
というように
偏っている場合は、
「身体全体を描けない」
「角度を少し変えると
イメージできない。」
というように
描けるものと
そうでないものとの
差が出るし、
「同じように
真似して描いているのに
何故か何かが
大きく違う気がする」
という場合は
「慣れ」ではなく

「何故そうなるのか、
何を表現しようとして
その描き方になるのか」
ということを
考える必要があります。

日頃から
「ただ漫然と描く」より
「観察して、考えて」を
繰り返すことで、
やっていることは
同じ「模写」でも、
その練習成果に
大きく差が
出てきます。

そして、
「観察しながら、
考えて描く」
ことと連動して、
模写するときの
やり方についての
具体的なポイントは
下記エントリーへ。

模写のやり方(注意すべきポイントとは)