マンガ独特の表現の一つに「描き文字」があります。
効果音(擬音語)や様子(擬態語)を表現する為のもので、効果音(擬音語)だったら、「ドン!」とか、「パタン」とか「トントン」などなど。様子を表すものなら「しーん…」とか「そっ…」とか「ジ~ッ」なんかの擬態語ですね。
(※今回はセリフを手書きで加えた「書き文字」を除いての話です。画像ややこしくってすみません。)
そうした描き文字は、手書きだと文字幅に合わせて下書きしたり縁取りを整えたりと、レタリングが必要なのですが、CLIPSUTUDIOには縁取りの機能があるので、そのまま文字を書くだけで描き文字のような仕上がりになります。
やり方↓。
・(ペンや筆など)ツールを選んで、太さも選んでおく。(描き文字はある程度太い方が見栄えします。)
・レイヤープロパティウィンドウを開き(無い場合はメニューバー、ウィンドウをプレス。「ツールプロパティ」までドラッグ&ドロップでひらく。
・縁取りのアイコンをクリック。
・縁取りの色を選択
・文字の色はツールパレット内の描画色で切り替えてつかいます。
作例は白文字+黒縁取りです。↓
さらにこの機能を応用すると、二重の縁取りに。
ペンの種類を変更するだけでも描き文字のデザインが変わるので、効果音やコマの様子に合った描き文字を開発するのも面白そうですね!