Mac miniやMac Proなど、モニターと一体ではないマシンに、iOS(iPhoneや、iPad)をメインディスプレイとして使う方法をご紹介。(特に描画作業をしたい方)
メリット
☆iPadでMacアプリが使える感覚になります。
wifiがあれば、iPadでクリスタやフォトショなどの描画を直接行っているような感覚になれます。
(※Wifiなくても、ライトニングケーブルで繋いでも使えます。ただ、ヒモつなぎな分、自由度は下がります。)
☆iPadはもちろんiPadとして使えます。(アプリを切り替えることで、iPad使い・Mac使いを変えられます。)
一般的には、使用アプリとして「Duet Display」がよく使われているようです。
しかし、clipstudio,Photoshopなどで描画、着色される方は「Duet Display」よりも「Astropadアストロパッド」が最適だろうと思います。
(比較する記事は他の方が書かれているかと思いますので、ここでは割愛します。)
(Astropadの上位アプリ「Astropad studio」でももちろん使えます。)
「Astropad」はMac用アプリと、iOS用アプリと両方必要です。
(お金がかかるのは、iOSアプリのみ)
※デバイス条件はこちら
※詳細はこちらのエントリーで。
iPadをメインディスプレー化する設定は以下。
- 初回の設定は、モニターが必要。
私は、HDMIケーブルでつなぐことで、テレビをモニターとして使えたので、代用しました。 - iOSのAstropadはMacのAstropadが起動しなければ反応しないので、まず、Macを「自動ログイン」に設定する。(Mac自動ログイン設定やり方)
・システム環境設定アプリケーション起動。
・「ユーザーとグループ」選択。
・左下「ログインオプション」から自動ログインをONに設定する。 - 「Astropadアプリ」がシステム環境設定の「ユーザーとグループ」の「ログイン項目」に入っていることを確かめる。
入っていない場合は下部にある「+」アイコンをクリックして、追加するアプリ(Astropad)を選択する。 - Macを再起動かけて、Macの「Astropad」が自動的に起動することを確認する。
(初回の設定はこれで終わり)
iPadの「Astropad」を開いて、Macの「Astropad」と接続する。
(接続はWifiか、もしくはライトニングケーブルでつなぐ。詳細こちら)
ポイント…Mac MINIやMacProをヘッドレス状態で使用する場合、一度スリープされると、私の経験では再起動かけるくらいしか起こせませんでしたので、スリープしないようにするためのアプリをあらかじめインストールしておくとよいと思います。
(私は、insomnia インソムニアを使っています。)
これで、Macアプリが使えるので、iPadとタッチペン片手に、ソファに腰掛けてPhotoshopやCLIPSTUDIOを使えますぞい!