ズバリ、
独学での練習で
一番手っ取り早いのが
模写です。
特に
「好き」のパワーが
溢れている人は
好きなキャラを
片っ端から描いてゆくので
「量」という「経験」から
色々描けたりします。
イメージ
(某アニメ模写)↓
だが、しかし。
模写は模写でも
最初から
完成絵(仕上げ線)を
まんま真似する
方法の場合、
完璧を求めれば
求めるほど
なかなか
上達しにくいようです。
どういうことかと言えば
「アタリ」
(余分なガイド線)を
描かず、
いきなり綺麗に
描こうとする場合に
よくやる方法が
拡大図を描く時のような
このやり方↓です。
(完成絵に
格子状の枠を記入し
それを見ながら描く
方法↓)
そうすると、
部分部分を
つなぎ合わせるような
やり方になるので、
全体的な描画の
流れや
バランスをとる練習が
できていないので、
「同じ絵を
今度はお手本無しで
描いてみて」
と言われても
再現できず
模写しか描けない人に
なりがちです。↓
↑このやり方の
マズイところは
まだあって、
正確に最初から
完成絵の描線を
追おうとするあまり
描いては消し
描いては消しを
繰り返すことが
多いことです。
すると、
時間をたくさん
使っているのに
なかなか仕上がらず
やる気の低下にも
つながります。
模写であっても
キャラの細部に
とらわれず
まずは
「描く」というより
紙の上に大まかに
「配置する」意識を
持つ方が良かろうと
思います。↓
この時は
全体のバランスや流れ
躍動感を重視するので
ざっくりで構いません。
それから改めて
細部を描きこんで
ゆく方が
急がば回れ方式で
速く仕上がるし、
自分の身になります。
その上で、
確認のために
格子状の枠を使うのは
アリかなとは思います。