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[コッピク・イラスト教室]コピック薄塗りで色数少なくても表現の幅が広がる描き方

コピックは「クラシック」「スケッチ」「チャオ」と3種類あって、一番安価なチャオでも、1本250 え ん程度していたかと思います。(アマゾンさんなんかだと、むしろ割高になっていたな!)
とにかく、イラスト用に使おうとすると絵の具に比べ高額になります(インク量が少ないから)。

そこで、色数を抑えて(スタートセット12色のみ)でイラストを仕上げようとする場合、このスタート12色は、淡い色(鮮やか過ぎない・暗くない色)を選んでいるので、2色・3色と混色するとか、同じ色でも2回3回と塗り重ねることで、濃淡の幅が出て、12色でもしっかり仕上げることができるわけですが。

濃くするのではなく「淡い色使い」にするにはどうするか?

無色透明のインク『0番』を紙の上でボカす使い方がよく知られてますが、その場合↓
このように、使用色自体は割とクリアにでます。

そうではなくて、↓このように全体的に淡く仕上げたい場合。
あると良いのが
無色透明の「0番インク」。↑写真は0番のバリオスインク(200cc)ですが、ここまで大きくなくても25ccのものが、 380え ん で売られています。

そして。
この0番のインクと一緒に写ってるのは、お弁当のおかずを入れるやつですが。
これね、水分を通さないので、ちょこっと使いたい時に、いい働きをしてくれます。

このおかず入れ紙(正しい名前知らん)に、0番インクを2〜3滴垂らしておきます。
そこに、薄めて使いたい色のコピックの先を突っ込んで、インクをにじみ出します。
色の薄まったインクを0番のニブ含ませて塗ります。
色の付いている方のコピックニブに薄インクを含ませて塗ると、筆跡というかタッチがそのまま出てしまい、なかなか馴染まない↓ので、0番ニブに薄インクを含ませて描いた方が馴染みが良いです。
※0番ニブの先に付着した色はティッシュに押し付けるなどで、出てくる色の影響はなくなりますが、ニブ先端の混色による汚れが気になる方は、混色用に1本用意しておくと良いかと思います。

※普通に使う時より、先端に液が多くある状態なので、滲みやすいです。
主線ギリギリから塗り始めると、はみ出します。
一回り小さく塗る意識でちょうどいい感じになります。

わざわざそれぞれの色味の、淡い色を一本ずつ買い足してゆくことを考えると、0番バリオスインクが一つあれば、各色薄められるので、お金をかけずに始めたい方にオススメです。

コピックスタートセット 12色ベタ塗りで仕上げる

コピックスタートセット(12色) 作例↓