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[あらすじ・作話分析]シン・ゴジラ見てきました〜

私自身はゴジラや怪獣映画が

特に好き!

というわけではないのですが、

今回は劇場に足を運びました。

‥7月下旬から

上映されているもの

であるにもかかわらず、

もう上映回数も

少なくなってから

観に行き。

さすがに観客も

少なかろうと思って

予約せずに行ったのですが、

これが大間違い!

かなーり入っていて、

本当に極端に

端っこか前の方しか

残っておらず。

めっちゃ首上げて

2時間見ましたよ〜

前列だったのでね。。。

ゴジラを舐めてはいけないと

学びました(笑)

実は、

何の情報も入れずに

見に行ってまして、

監督が

庵野秀明さんだとも知らず、

エンドロールに

「野村萬斎」とあって、

「え〜?萬斎さん出てた??

気づかなかったけど〜」

などと、

言うてしもうてました。

(えへ)

※注:萬斎さんは

ゴジラ役でした!

モーションキャプチャーで

人間の動きを読み取り、

それをCGのゴジラと

連動させることで、

生き物らしい生の演技を

つける訳ですね〜。

萬斎さんはいつだったか

別の作品でのインタビューで、狂言の世界も

想像を膨らませて演じるので、CGで後で合成される

演技でも得意だと

答えてらっしゃいました。

だがしかし、

まさかゴジラ役とは!

(今更、

周回遅れな話題で

すみません)

さて。今回のシン・ゴジラ。

せっかくなので作品分析(ざっくり)まとめておこうと思います。

ネタバレ含みます。

しんごじら

作話分析

・いつ(時代)、どこで(物語の舞台)、誰が(主人公)、主人公の特徴

→現代日本。特に東京周辺。

→谷口蘭堂(内閣官房副長官)視点。ゆくゆくは総理に!という健全な(?)野心の持ち主。

〜1幕〜

冒頭(ファーストシーン)

→東京湾を漂流する1隻のクルーザー(内部を調査するが人がおらず、折り鶴が置かれていた=※伏線となるアイテム

最初の事件

→東京湾沖に謎の水蒸気爆発が起きる。

→水蒸気爆発の原因が巨大生物だと判明。(当初、生物とも信じられず官邸の対応は後手後手に回る。)

主人公の行動と障害、環境、キーマン(困った人の登場、敵対者、援助者)、アイテム

2幕<前半>

→正体不明生物に対し、希望的観測からくる楽観的な考えの人間が多い中「先入観なく調べるべき」と主張する谷口。

→縦割り行政で危機に対して融通が利かない政府。憲法や法律が追いつかない不測の事態。決定権(全責任)が総理大臣にのしかかり、総理自体も決めきれず、会議を重ねる。

→自衛隊による攻撃も逃げ遅れた住民の避難を優先して、未遂に終わる。その間に深刻な被害状況に陥る。

→正体不明生物に関わる重要人物(博士)についての情報をアメリカのエージェントが持ってくる(=※援助者)。その人物(博士)は探し出せなかったが、彼が残したとされる資料を入手することができた。

2幕<後半>

→縦割りを排除し、様々な人材が集められた特別チームを設立し、協力して正体不明生物(ゴジラと命名=強大な敵)への研究、対応策が練られる。

→一旦姿を隠していたゴジラが再び現れる。その姿は倍近く巨大化しており、変体を遂げていた。

→自衛隊が総力をあげてヘリコプターや戦車を送り出し、攻撃するが、ゴジラには効かず。米軍の戦闘機からのミサイル攻撃で傷を負わせるも、口から炎を吐き、背中から凄まじい破壊力の光線を放つゴジラに街も戦闘機もやられてしまう。

→ゴジラはエネルギー切れを起こして静止状態に。

→首脳陣も対策チームの人員も消息不明者が続出する事態に。

<クライマックス>

☆「強大すぎる敵(ゴジラ)を倒せるのか否か!?」

→破壊が無理なので、凍結案が出る。

→ゴジラの解明がはかどっていない中、次にゴジラが動き出す時が迫っていた。

→博士が残した資料がゴジラ解明の糸口になるはずだが、資料の謎が解けない。

冒頭のクルーザーにあった折り鶴、折り紙「解析表を折る」が資料を読み解く鍵となり、凍結のための薬を開発することができるようになる。=伏線の回収

→日本だけの問題ではなくなっていたゴジラに対し、多国籍軍が核攻撃を行うことが決定する。

→薬は大量に必要なため、確保に時間が必要になる。核攻撃までの時間稼ぎを仲間たちが奔走する。

→薬の確保はギリギリ間に合う。それをゴジラに投与するための作戦が行われる。

→ゴジラは近くを飛ぶものを全て攻撃するので、薬の投与は車で行くしかない。

→作戦、

〜無人戦闘機でゴジラのエネルギー消耗を狙う。

〜無人新幹線を足元に激突させる陽動

〜ビルをぶつける

〜無人在来線をぶつけてゴジラを転倒させる

〜倒れたゴジラの口からタンクローリー車で薬を流し込む。

凍結成功

3幕

→破壊された東京の復興を目指す。

→凍結されたゴジラとの共存を余儀なくされる。

→谷口はこの国(日本)を守ることを固く誓う。

主人公を取り巻く周囲の状況、変化

→自分のポスト(出世)に興味を持っていた谷口が真剣に国の未来を思うようになった

→この国はまだ大丈夫と思えるようになった。

その話を短く一言で言うと?

「日本人(政府首脳陣)がゴジラと戦う話。」

注)

※援助者=登場人物の意図に関わりなく、主人公の目的に対して順境になる流れを(結果的に)果たす人物のこと。

※困った人=勤勉で優しく真面目だとか、良い人であっても、主人公の目的に対して逆境になる流れを(結果的に)果たす人物は「困った人」扱い。(この作品では「困った人」はほとんど出てこず。強いて言うなら、最初に登場したの楽観的で軽はずみな役人くらい。)