私はコピックを
持っていない方へ
まず初めに
コピックチャオ
スタート12色セットを
オススメしているのですが
三色で混色できないかと
訊かれましたので
その内容にお返事をば。
<色の三原色があればいいのか?>
「減法混色
(色料の三原色)で
C(シアン/緑みの青)
M(マゼンダ/紫みの赤)
Y(イエロー/黄)
の三色があれば
賄えるのか?」
(家庭用の4色
プリンターに
入っている色が
ちょうど上掲の
CMY三色+黒Kで、
写真画像などの様々な
色を再現しているから
コピックでも
その三色があれば
混色によって
何とかなるのでは)
と訊かれたのですが
結論から申せば
コピックの場合は
「オススメできません。」
理由は、水彩なら
パレット上で色を
混色して水で薄めて
使えるので、
確かに上掲の三色で
茶色や肌色など
作れますが。
コピックの場合、
マーカーなので、
混色は基本的に
紙の上での
重ね塗りによって行います。
重ねれば重ねるほど
濃くなりますので、
例の三原色より淡い色を
表現できません。
カラーレスブレンダー
(0番)で薄める方法も
あるにはありますが、
下に塗るくらいでは
あまり薄まりません。
例えば
0番・マゼンダ・0番と
0番を上下に重ねても
淡いピンクには
なり難く、
部分的に淡い
ムラになりがちです。
(濃い色の後淡い色を
塗るとムラになりやすいです。)
最小限の本数で
用意するなら、
三原色ではなくて
彩度が高すぎず
高明度の色
(鮮やかすぎない淡い色)を
選ぶと良いです。
「少し地味かな」
と感じるくらいの色の方が
使い勝手が良いと
感じます。
例)淡くて地味めの色↓