まず、
こういうアオリ絵を描く前に、アオリのポイントをおさえてゆきますね。
下の図をご覧いただき、
ここでは
円柱=(被写体)
アイレベル=(ここでは、被写体を撮影しようとしているカメラマンのカメラがある高さ)
だと考えていただいて。
つまり、カメラより上方に被写体が浮いております。
アオリポイント1。
カメラ(アイレベル)に近い方が大きく見えます。
それよりもっと上方のものは、だんだん小さく見えます。
アオリポイント2。
上面の円(点線表記)と下面の円(水色表記)円柱を見比べてもらうと、円周の曲率(カーブの角度ね)が、アイレベルから近い方がゆるく、アイレベルから遠い方がきつくなっています。
アオリポイント3。
「見上げている」わけだから下というか底にあたる面が見えますね。
図では水色で表示しています。
で、この3つのポイントを「人物」に当てはめて描きますね。
曲率については赤線で描いてます。
胸囲(アンダーバスト)と腰回りでの赤線の曲がり方に注目してください。
ブラやパンツを描くときはもちろん、それ以外でもこの曲率の違いを意識する。
鼻の下、顎の下、胸の下など、水色部分をしっかり描く。
すると、「アオリ感」が出ますぞよ!