シンプルな集中線の描き方です。
定規の置き方や線のフェードについては、スピード線と同じです。
異なる点は、集中線だけに、集中させる点を取ることです。
作例では真ん中あたりにとっていますが(中心と書いてありますが、画面の中心ということではなく、右下であろうと左下であろうと円形の中心に向かうという意味です。)集中させたいポイントのことです。
・集中点が決まったら、あとは枠線ギリギリから集中点に向かってひたすら線を引きます。
力加減を、ペン入り〜抜きへと素早く払うようにして、先が消えてゆくように(フェード)引きます。
上の画像では、墨が点々と飛んでいます。
定規に余分な墨が付着してくると、ペンの動きとともに飛びやすくなるので、こまめに定規についた墨をティッシュ等でふき取り、飛ばないようにするか、仕上げ時に修正をかけるかした方が良いでしょう。
集中線の作例↓
もうちょいがっつり↓ スピード線と集中線