先日、「背景/ロングショットを描く時のポイント」をエントリーしたのですが。
そもそも、一点透視図法ならともかく、二点透視図法の消失点が画面外の場合など
「パースガイドラインを引いておく」のところで、もうとれない!ことがあると。
そのへん、「手書きよりデジタルの方がいいんじゃないか?」というお声を耳にしました。
まあ、そうだよね。
今時、アプリケーションも充実しているから、写真から背景起こす方が圧倒的に早いし、昔みたいにいかにも「写真から起こした」感丸出しの仕上がりにもならず、自然に仕上がる。
駄菓子菓子!
それは、「現実に写真撮れる」って前提がありますわな。
舞台が異世界!とか古代!の場合、写真撮れないです。
ん?写真からでなくて、クリスタとか、デジアプリ使う場合?
そら、便利!
グリッドをあらかじめ整えておけば、自動で線をそこに吸い付けてくれるし!
交差した点までのみワンクリックで消す!とか不要な線も残らないし!
デジ背景特集講座もやりたいくらいに思ってます。
でも、現在、手書きで描く機会の方が私は多いです。
なぜか?
「垂直線に角度が近い斜め線」や「水平に角度が近い斜め線」が描けないからです。
角度が近いせいなのか、それぞれ「斜め線」なのに縦や横に自動で吸い付いてしまう。
すんごく拡大して「お前はタテ線やない!斜め線じゃ!」とすればいけるかもですけど、それが私にはイラっとくるのですね。
(ガイドなんかのざっくり仕上げならそれでいいんだけど、仕上げ線は線数多いから一々そうするのが嫌なのです。)
だから、解決策がわかったら、デジ派になるかもしれませぬ。
一長一短ある中で何を優先させるかは、人それぞれだから。
(消失点画面外でも、アナログでも方法はありますしね)
便利なのはわかってるけど合わん!ってことはあるのです。
例えば、ガイドだけ水色や黄色の消せる濃度でデジで作っておいて、プリントアウト後描きこみはアナログ、とか、好きなとこどりで自分のやりやすいやり方を見つけるのも楽しそう。
自分こだわりポイントは人によるから、「こうしてます!」っていうやり方談義の機会も持ちたいですね。