キャラクターをデザインして、複数を一列に並べて配置することで、それぞれの大きさを把握します。
この「キャラクター比較表」を最初に作っておくと、便利です。
‥とおすすめするのですが、よく、「表が完成するまでに失敗して嫌になる」という相談を受けます。
よくあるのはこんな感じ。↓↓↓
・輪郭から描いていったら、足元が出ちゃった(届かん)
・全身描く前に力尽きた。(顔、瞳、髪型‥と描いては消し、描いては消しして、時間とエネルギーを使い果たし、顔面は納得いったけど、首から下は適当になっちゃう)
あああああ、よくある、ある、のパターンですな。
顔にこだわる前に、アタリをとりあえず書きましょな〜。↓↓↓
‥ん?
「こういう図みたいなのって、描いてて楽しくないからついとばしちゃう」
とな?
えーっと。全身を手速くとりあえず画面上に載せてみることが大事だから、かっちりしたモデル人形図じゃなくていいですよ。殴り書きOKです。速描というか。
ざっくりの素描、速描なら大きさが合わなくても消すの惜しくないでしょ?
もっと言えば、消さなくても、上から上から正しい線を重ねて描いてゆけば、調整できるので。
その後、 細部を描き加えて、必要なものだけ清書すればいいもんね。
清書した状態がこちら↓↓↓
アタリの時は頭蓋骨の大きさ(髪の毛なし)でとってます。
(この絵の場合、男性8頭身、女性7頭身。)髪の毛が加わると頭部が大きくなるので、仕上がり状態(髪あり)でみると女性6頭身に変わってます。男性の方は、特に髪の毛立たせてるから言わずもがなですが。
つまり、何頭身で〜と考えるのはアタリの時だけでいいです。
「最初とバランスが違うんです」って悩んでる人いたけど、それは髪の毛分やから心配いらないですよ〜。